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トンボ鉛筆のリポータースマート

トンボ鉛筆から低粘度油性インクを搭載したリポータースマートが
2011年12月に発売されました。


※ 写真をクリックすると大きな画像が表示されます

従来の油性ボールペンのインク粘度が10,000mPa・sに対して、
リポータースマートに搭載されているスマートインクは、
1,500mPa・sと粘度が85%なめらかなものになっています。

しかし、低粘度油性ボールペンのインク粘度の主流は
1,000~1,200mPa・sの範囲ですので、スマートインクは
低粘度油性ボールペンの製品群としては、決して粘度が
低いといえません。
(インク粘度の範囲は、ぺんてるのWeb小説『ビビビ・ビクーニャ』より引用)

以前から、低粘度油性ボールペンは2006年7月に三菱鉛筆が
ジェットストリームを発売し、パイロットは2008年9月に
アクロボールを発売しています。

そして、2010年2月に発売されたぺんてるのビクーニャは、
圧倒的な低粘度を誇る240mPa・sです。このビクーニャは、
ジェットストリームから4年遅れての登場であり、
低粘度油性ボールペン市場に切り込むため「世界一のなめらかさ」
というコンセプトをもった製品となっています。

ジェットストリームより5年半遅れとなるリポータースマートも
低粘度油性ボールペン市場に切り込むための強みが必要となります。
このため、ビクーニャとは逆に低粘度の主流を離れた1,500mPa・sという
高めの粘度をあえて設定していると考えられます。

低粘度油性ボールペンは出現から5年以上が経過して市場に
定着していますが、それにより長所だけではなく短所も
認知されています。その低粘度油性ボールペンの安定感の
なさなどから、従来の油性ボールペンを選ぶユーザもいます。

つまり「低粘度油性ボールペンはなめらか過ぎる」と思っている
ユーザに対して、リポータースマートは高めの粘度を持つ
低粘度油性ボールペンというコンセプトを提案していると思われます。

低粘度油性ボールペンという概念が定着している状況では、
単純に「低粘度です」といえばコンセプトが伝わるはずです。
しかし「1,500mPa・sの低粘度」と数値を明確にすることで
「少し粘度が高い安定感を重視した低粘度だ」とアピールしていると
思われます。

なめらかさを競っている他社製品とは別の路線、従来の
油性ボールペンと低粘度油性ボールペンに対してバランスを
とった別の油性ボールペンという位置づけなのです。

従来の低粘度油性ボールペンに対して、超低粘度のビクーニャと
安定型のリポータースマートの両者がそれぞれどのように
ユーザに判断されるか非常に楽しみです。

なお、トンボ鉛筆はリポータースマートを「低粘度油性ボールペン」としか
発表していませんので、この記事の大半は私の単なる妄想です。
真に受けないようお願いします。

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